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STAFF BLOG

エアコンの吹き出し口にカビが生える理由

エアコンは夏だけでなく、年々使用期間が長くなっています。
長く使ううちに避けられない悩みのひとつが、吹き出し口のカビです。

そこで今回は、なぜカビが生えるのか、実際の事例も交えて追及してみました。

実際に試して、わかったこと

当店でお買い上げいただいたエアコンを対象に、定期的な無料点検を行っています。
その中で、ここ数年とくに強く感じていることがあります。

それはエアコンの吹き出し口に「カビが生えるのが早くなっている」ということです。

温暖化の影響もあり、冷房を使う期間は以前は夏だけでした。
ところが、今では4月〜10月まで使うご家庭も珍しくなくなりました。

使用期間が長くなると汚れやすくなるのは仕方ないですが、やはり悩みの種になるのはカビです。

自宅のエアコンでも起きた出来事

実は、私自身もショックを受けた経験があります。

自宅に設置したエアコンで、白いフェルト部分や吹き出し口に1年も経たず黒カビが発生しました。

「良いものを買ったのに……」

今から2年前のことですが、正直かなり残念な気持ちになったのを覚えています。

なぜ、吹き出し口にカビが生えるのか?

そこで原因について自分なりに考え、次のような仮説を立てました。

パナソニックのエオリアにはナノイーXや熱交換器を加熱して除菌する機能など、内部を清潔に保つための仕組みが備わっています。
ただ、このお手入れ運転が終わったあと、暖かくて湿った空気が吹き出し口から出てくるんですね。

「もしかすると、これが逆にカビの原因になっているのではないか?」

そう考えました。

実際に試してみた結果

そこで2年前、エアコン設置時にお客様の許可をいただきました。
「加熱除菌」から「ナノイーXによる送風除菌モード」へ切り替えてみました。

お手入れ時間が長くなること、除菌能力がわずかに下がるというデメリットはあります。
それでも「吹き出し口のカビの生え方が変わるのではないか」そう考えての判断でした。

使用環境は、キッチン兼リビングで使用時間は1日10時間以上。
エアコンにとっては、かなり厳しい条件です。

2年後の結果は……

そして2年後、点検に伺って吹き出し口の状態を確認すると。

しっかりカビが生えていました…。

ぬるい風でも送風でも、大きな違いはありませんでした。

結論として感じたのは、エアコンのカビは機能だけで防げるものではない、ということ。
使い方と使用環境による影響が大きいということでした。

室外機の音の原因も確認

あわせて「室外機の音もうるさい」というご相談もいただきました。
確認してみれば、風で飛ばされてきたと思われる黒いビニール片が室外機に挟まっている状態でした。

After

黒いビニール片を取り除くと、音はすぐに改善されました。

室外機は屋外に設置されているため、落ち葉やビニール・ごみなど思わぬ異物が原因で音や性能に影響が出ることがあります。
こうした点も、定期点検で確認する大切なポイントになります。

クリーニングという選択

お客様は点検結果をご覧になってこうおっしゃいました。

「ずーっと使ってるし仕方ないよ。ルーバーに茶色いものが付いてるから汚れているんだろうなとは思ってた。クリーニングをお願いできる?」

そこで、パナソニックメーカーによる完全分解クリーニング(抗菌コートオプション付き)をご提案し、ご理解いただいたうえで手配いたしました。

・基本料金:29,700円
・抗菌コート:1,980円

抗菌コートは吹き出し口やルーバーなどの樹脂部品に抗菌剤を塗布するものです。
効果は1〜2年ほどですが、次のクリーニングまでの延命が1,980円でできると考えると、メリットは大きいと感じています。

After

Before

エアコンは、「買って終わり」の商品ではありません。
長く使う中で、どう付き合っていくかがとても大切です。

当店ではこれからもお買い上げいただいた商品の満足が、できるだけ長く続くように点検・提案・フォローを続けていきます。
※点検以外の作業、屋根上などの確認などは有料となる事があります、無料の範囲での点検となります。

エアコンの汚れや音、ニオイなど気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

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